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全てのがん診療に携わる医師が研修等により、緩和ケアについての基本的な知識を習得することが目標です。
第1回 がん登録部会 | |
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日時 | 平成25年4月16日(火)15:00~18:00 |
場所 | 琉球大学医学部附属病院がんセンター |
第2回 がん登録部会 | |
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日時 | 平成25年6月11日(火) 15:00~18:00 |
場所 | 琉球大学医学部附属病院がんセンター |
第3回 がん登録部会 | |
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日時 | 平成25年8月6日(火) 15:00~18:00 |
場所 | 琉球大学医学部附属病院がんセンター |
第4回 がん登録部会 | |
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日時 | 平成25年10月15日(火) 15:00~18:00 |
場所 | 琉球大学医学部附属病院がんセンター |
第5回 がん登録部会 | |
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日時 | 平成25年12月17日(火) 15:00~18:00 |
場所 | 琉球大学医学部附属病院がんセンター |
第6回 がん登録部会 | |
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日時 | 平成26年2月13日(木) 15:00~18:00 |
場所 | 琉球大学医学部附属病院がんセンター |
1.沖縄県内の地域および院内がん登録の実施状況を公開する。
目標 | 昨年度行った地域および院内がん登録の実施調査の結果を更新し、公開する。(対象施設25施設) |
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実績 | 協議未実施 |
評価 | 1点 |
次年度 | 院内がん登録の実施状況を調査し、協議会のホームページで更新する。 |
2.確実に院内がん登録が実施できるよう、「実務支援」や「見学会」を実施する。
目標 | 確実に院内がん登録が実施できるよう、「実務支援」や「見学会」を実施する。 |
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実績 | 今年度から新たに実務支援を目的に実務者交流会を企画・開催した。 その中で、ケースファインディング(がん患者の見つけ出し)の方法についてとりあげた。 ケースファインディングの方法は、各施設で利用している院内システムが異なるとの理由から、 統一化された方法がなく施設によって多種多様である。 各施設のケースファインディング方法や利用しているデータについて情報交換をおこない、 実務者間で情報共有を図ることができた。 他にもがん登録業務を行うための業務体制(人員の配置数、院内の協力体制など)はどうなっているのか、 集計・分析業務の取り組みについて意見交換がおこなわれ参加者からも好評を得た。(参加者33名 県内11施設) |
評価 | 5点 |
次年度 | がん登録の法制化に伴い、各施設で新たにがん登録を始める施設が増えることが想定されるため、 がん登録をはじめるにあたっての説明会を企画・開催する。 |
3.地域および院内がん登録の実施を義務化する。
目標 | 2014年3月までに沖縄県でがん条例が成立される。 |
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実績 | 協議未実施 |
評価 | 1点 |
次年度 | 法律制定に伴い部会の事業計画から削除する。 |
4.がん登録部会の活動の学会報告および実績を論文化する。
目標 | 毎年演題を出し、部会委員が発表する。 |
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実績 | 1)第39回日本診療情報管理学会学術大会 開催日:平成25年9月5日~平成25年9月6日 会場:つくば国際会議場 演題)日本版Collaborative Staging を利用したがん診療の質の評価のための指標項目の抽出と測定 琉球大学医学部附属病院 仲本奈々 演題)当院におけるがん診療の質の評価とフィードバックすることでの改善策の検討 那覇市立病院 平安政子 演題)当院における大腸癌診療の質の評価に関する取り組み 中部徳洲会病院 安里邦子 以上の演題を日本診療情報管理学会学術大会で発表を行った。 2)ASCO’s Quality Care Symposium 開催日:平成25年11月1日~平成25年11月2日 会場:Manchester Grand Hyatt,San Diego, California,USA 演題)Positive reactions of hospital staff to feedback by specialists 琉球大学医学部附属病院 仲本奈々 |
評価 | 8点 |
次年度 | 引き続き学会活動を継続し、部会事業の評価を行う。 |
5.地域がん登録情報の定期開示の方法を改定する。
目標 | 地域がん登録情報の定期開示の時期や内容について、沖縄県地域がん登録担当者共同でがん登録部会にて検討を行う。 |
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実績 | 2013年11月27日に、地域がん登録を行っている沖縄県衛生環境研究所へ訪問した。 地域がん登録の実務者と、3拠点病院の実務者間でそれぞれの登録方法や、集計方法、報告書に関する意見交換を行った。 報告書の内容について、地域がん登録に提出した施設別で集計が出せないか伺ったところ、 現状では個人情報の問題もあり難しいとのことだった。 |
評価 | 3点 |
次年度 | 拠点病院のがん登録情報を定期的に開示する。 |
6.沖縄県全体で予後調査方法を統一する。
目標 | 沖縄県全体で予後調査方法を統一できるよう検討していく。その後、生存率の計測を進めていく。 |
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実績 | 拠点病院については国立がん研究センターが実施する予後調査支援事業に参加するよう呼びかけを行った。 また拠点病院以外の施設に関しては、来沖していた国立がん研究センターの東尚弘先生をお招きし、 その日開催していた実務者交流会で、予後調査の方法や生存率の算出方法について話をしていただいた。 また、各施設の予後調査方法や生存率の算出方法などについて意見交換を行い、 今後の予後調査方法検討のための現状把握・問題点の把握につながった。 |
評価 | 4点 |
次年度 | 拠点病院で予後調査を実施し5大がんの生存率を算定する。 |
7.沖縄県内でがん登録研修会を企画・開催する。
目標 | 年に4回開催し、200名の実務者が参加する。 |
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実績 | 今年度の研修会の日程は、2013年6月29日(土)、8月10日(土)、11月16日(土)である。 平成25年度第1回がん登録研修会(6月29日)では、浦添総合病院の小橋川嘉泉先生をお招きし、 胆道がん・膵がんについて講演して頂いた。 第2回がん登録研修会(8月10日)は、福井県立病院の海崎泰治先生をお招きし泌尿器系腫瘍に関する講演して頂いた。 第3回がん登録研修会(11月16日)は、広島市立広島市民病院の梅本礼子先生をお招きし乳がんについて講演して頂いた。 第4回がん登録研修会は、2014年2月15日(土)に病理の基礎とレポートの読み方をテーマに開催する予定である。 今年度の参加者数は、第1回がん登録研修会85名、第2回がん登録研修会73名、 第3回がん登録研修会75名であり、いずれも好評を得た。(参加総数233名) |
評価 | 10点 |
次年度 | 引き続き研修会を継続し、研修会の評価を行う。 |
8.国立がん研究センターの実務者研修会に参加する。
目標 | 平成26年3月までに、25施設すべてで初級修了者が誕生する。 |
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実績 | 協議未実施 |
評価 | 10点 |
次年度 | 平成26年3月末時点の各施設の院内がん登録初級者研修修了者数を調査する。 |
9.厚生労働省科学研究(第三次対がん総合戦略研究)「院内がん登録の標準化および普及に関する研究」班(主任研究員西本寛)の Collaborative staging の研究に協力する。
目標 | 平成25年3月までに、拠点病院で2013年症例の5大がんを対象に、Collaborative staging登録を行う。 |
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実績 | 平成25年3月14日に沖縄のCollaborative staging 研究概要の確認を行った。 平成26年1月から2013年症例の5大がんを対象に、Collaborative staging登録を開始した。 胃がん、大腸がん、肺がん、肝がん、乳がんの登録を平成26年10月までに終了する予定である。 |
評価 | 8点 |
次年度 | 平成26年3月までに、拠点病院でCollaborative stagingの登録結果を分析する。 |
10.拠点病院においてがん診療の質の評価を行う。
目標 | 平成26年3月までに、拠点病院のがん診療の質の評価を行うため 2011年症例の胃癌・大腸がんを対象にQIの測定・評価を行う。 |
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実績 | 平成25年7月から各施設で2011年症例の大腸癌と胃癌についてQIの採録を開始した。 胃癌については各施設で採録が終了している。大腸がんの採録は、平成26年1月までに終了する予定である。 |
評価 | 10点 |
次年度 | 拠点病院のがん診療の質の評価を行うためQIの測定・評価を継続的に行う。 |
11.院内外に広報活動を行う。
目標 | 各拠点病院の報告書を作成する。 |
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実績 | 各拠点病院の院内がん登録報告書について、国立がん研究センターのがん診療連携拠点病院院内がん登録全国集計報告書や 各県で作成されている集計報告書を参考に、報告書の内容を修正した。 また、これまで集計表のみだった報告書にグラフやイラストを追加し、 幹事会や協議会で意見を伺うなど報告書作成に取り組んでいった。 現在、報告書の冊子製本に向けて準備をおこなっている。 |
評価 | 8点 |
次年度 | 各拠点病院の報告書の作成については、施策5で新たに取り組むこととなった。 今後は、院内外の医療者だけでなく、がん患者や県民に向けた情報提供方法について検討していく。 |
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