沖縄県がん診療連携協議会運営サイト
全てのがん診療に携わる医師が研修等により、緩和ケアについての基本的な知識を習得することが目標です。
第1回 がん登録部会 | |
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日時 | 平成24年4月10日(火)15:00~ |
場所 | 琉球大学医学部附属病院がんセンター |
第2回 がん登録部会 | |
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日時 | 平成24年5月22日(火)15:00~ |
場所 | 琉球大学医学部附属病院がんセンター |
第3回 がん登録部会 | |
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日時 | 平成24年7月17日(火)15:00~ |
場所 | 琉球大学医学部附属病院がんセンター |
第4回 がん登録部会 | |
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日時 | 平成24年8月14日(火)15:00~ |
場所 | 琉球大学医学部附属病院がんセンター |
第5回 がん登録部会 | |
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日時 | 平成24年10月16日(火)15:00~ |
場所 | 琉球大学医学部附属病院がんセンター |
第6回 がん登録部会 | |
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日時 | 平成25年1月15日(火)15:00~ |
場所 | 琉球大学医学部附属病院がんセンター |
1.沖縄県内の地域および院内がん登録の実施状況を公開する。
目標 | 昨年度行った地域および院内がん登録の実施調査の結果を更新し、公開する。(対象施設25施設) |
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実績 | 2012年4月に、25施設に対して院内がん登録実施調査を行い、沖縄県の院内がん登録の実施状況を把握した。 2012年4月現在、専門的にがん診療を行っている施設では25施設中17施設、 その他の施設では4施設で院内がん登録を実施している。 またその結果を沖縄県がん診療連携協議会ホームページに公開した。 |
評価 | 10点 |
次年度 | 院内がん登録の実施状況を引き続き協議会のホームページで更新する。 |
2.確実に院内がん登録が実施できるよう、「実務支援」や「見学会」を実施する。
目標 | 2013年3月までに、25施設すべてで院内がん登録を実施する。(対象8施設) |
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実績 | 2012年4月にアンケート調査を行い、 院内がん登録未実施の対象施設7施設中3施設で院内がん登録が行われていることが分かった。 残りの4施設に働きかけが必要である。 <院内がん登録未実施の施設> 1)宜野湾記念病院 2)おもろまちメディカルセンター 3)名嘉病院 4)たばる内科胃腸科 |
評価 | 1点 |
次年度 | 沖縄県が行った医療機能調査の結果で分かったがん専門施設の院内がん登録実施状況を確認し、 院内がん登録未実施の施設に対して、確実に院内がん登録が開始できるよう、説明会ではなく、 専用ソフトのインストール方法や実際の入力方法などの「院内がん登録実務支援」をおこなう予定である。 また、院内がん登録がどのように行われているのか要望があれば、各拠点病院で見学会も実施する予定である。 |
3.地域および院内がん登録の実施を義務化する。
目標 | 2012年3月までに沖縄県でがん条例が成立される。 |
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実績 | 協議未実施 |
評価 | 1点 |
4.がん登録部会の活動を学会報告および実績を論文化する。
目標 | 毎年演題を出し、部会委員が発表する。2013年3月までに論文作成する。 |
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実績 | 1)第38回日本診療情報管理学会学術大会 開催日:平成24年9月6日~平成24年9月7日 会場:名古屋国際会議場 演題)(シンポジウム)沖縄県がん診療連携拠点病院の連携による 院内がん登録情報を用いたがん診療の質の計測とがん計画への取り組み 琉球大学医学部附属病院 仲本奈々 演題)胃がん診療の質評価に関する当院の取り組み 那覇市立病院 平安政子 演題)沖縄県地域がん登録届出数上昇に対する沖縄県がん診療連携協議会がん登録部会の5つの施策の影響について 琉球大学医学部附属病院 福地美里 以上の演題を日本診療情報管理学会学術大会で発表を行った。 これまでの活動を2013年3月までにまとめる予定である。 |
評価 | 8点 |
次年度 | 引き続き学会活動を継続し、部会事業の評価を行う。 |
5.地域がん登録情報の定期開示の方法を改定する。
目標 | 2013年3月までに、それぞれが希望する形で登録情報が公開される。 |
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実績 | 協議未実施 |
評価 | 1点 |
次年度 | 地域がん登録情報の定期開示の時期や内容について、 沖縄県地域がん登録担当者共同でがん登録部会にて検討を行う予定である。 |
6.沖縄県全体で予後調査方法を統一する。
目標 | 2012年9月までに、県で統一した予後調査方法を決定する。 |
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実績 | 他県で行っている予後調査方法を情報収集し、各施設で予後調査方法を検討・実施を行った。 <琉球大学医学部附属病院> 国立がん研究センターが代行する予後調査支援事業に参加した。 国立がんセンターの調査によって予後が判明した症例についてフィードバックされた。 市町村によって住民票照会が有料のところが多くを占め各施設で予後調査を行うことが難しいことがわかった。 <那覇市立病院> 診断日が2001年~2005年の症例を対象に予後調査を行った。 院内で把握できない患者の予後情報に関しては紹介先の施設に対して協力依頼を送り、また各市町村に調査依頼を行った。 <沖縄県立中部病院> 膵がんと肝がんの予後調査を行いカプラン・マイヤー法による分析を行った。 病期分類ごとの統計・分析も行ったが数が少ないため上手く結果が出なかったと報告があった。 また地域がん登録に提出した院内がん登録に対しては生存期間の情報が依頼できることから、 予後調査の情報収集に活用できるとの報告があった。 |
評価 | 7点 |
次年度 | 沖縄県全体で予後調査方法を統一できるよう検討していく。その後、生存率の計測を進めていく。 |
7.沖縄県内でがん登録研修会を企画・開催する。
目標 | 年に4回開催し、200名の実務者が参加する。 |
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実績 | 今年度の研修会の日程は、2012年6月30日(土)、11月10日(土)、2013年2月16日(土)である。 平成24年度第1回がん登録研修会(6月30日)では、沖縄県立中部病院の八幡浩信先生をお招きし、 大腸がんについて講演して頂いた。 第2回がん登録研修会(11月10日)は、国立がん研究センターがん登録室の江森佳子先生をお招きし、 院内がん登録標準登録様式に関する講演して頂いた。 第3回がん登録研修会(2月16日)は、胃がんをテーマに沖縄県立中部病院の八幡浩信先生に講演依頼する予定である。 第1回がん登録研修会83名、第2回がん登録研修会73名が参加し好評を得た。(参加総数156名) |
評価 | 10点 |
次年度 | 引き続き研修会を継続し、研修会の評価を行う。 |
8.国立がん研究センターの実務者研修に参加する。
目標 | 2013年3月までに、25施設すべてで初級修了者が誕生する。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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実績 | 2012年4月のアンケート調査で、以下のことがわかった。
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評価 | 6点 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
次年度 | 25施設中10施設で、国立がん研究センターの初級者修了が誕生するよう働きかける。 |
9.厚生労働省科学研究(第三次対がん総合戦略研究)「院内がん登録の標準化および普及に関する研究」班(主任研究員西本寛)の Collaborative staging の研究に協力する。
目標 | 2013年3月までに、拠点病院で5大がんについて、collaborativestaging登録を行う。 |
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実績 | 平成23年10月3日に沖縄のCollaborative staging 事業に関しての会議に参加し、研究概要の確認を行った。 平成24年6月から5大がんのCollaborative staging登録を開始した。 現在、胃がん、大腸がん、肺がん、肝がんの登録が終了した。 平成24年12月までに乳がんの登録が終了する予定である。 |
評価 | 10点 |
次年度 | 平成25年9月までに、拠点病院でcollaborativestagingの登録結果を分析する。 |
10.拠点病院においてがん診療の質の評価を行う。
目標 | 2012年9月までに、拠点病院のがん診療の質の評価を行うためQIの測定・評価を行う。 |
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実績 | 平成23年7月から各施設で大腸癌と胃癌についてQIの採録を開始した。研究班でQIの分析が終了した。 その結果を各施設のがんに関わる医師を対象に平成25年2月にフィードバック会を開催する予定である。 |
評価 | 10点 |
次年度 | 拠点病院のがん診療の質の評価を行うためQIの測定・評価を継続的に行う。 |
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