本協議会では、琉球大学医学部附属病院がんセンターと共催して、沖縄県のがん対策について広く議論できる場である「沖縄県のがん対策に関するタウンミーティング」を年4回開催しています。

医療関係者や行政の担当者だけでの議論に偏りがちなこの分野の対策を、広く一般市民（県民）の皆さんと直接議論する場です。

当日は、沖縄県医療福祉部保健衛生統括監・医務課長、県拠点病院からはがんセンター長、地域拠点病院からも副院長・診療部長といった責任ある立場の者が出席し、一般市民の皆さんと対話形式の議論を行っています。また、沖縄県議会議員も毎回必ず数名出席していますし、国会議員が出席することもあります。

第1回のタウンミーティングで、いわゆるがん条例の早期制定を出席者全員が希望しました。それを受けて、毎回のご出席者から出たご意見を、本協議会の下部組織である「がん政策部会」が取りまとめて「沖縄県がん対策基本条例（がん政策部会案）」にまとめて協議会に提出、議論ののち、「沖縄県がん対策基本条例（がん診療連携協議会案）」として承認され、本年７月２６日には協議会議長から仲井眞弘多沖縄県知事と?嶺善伸沖縄県議会議長に早期実現を求める要望書とともに提出されました。 条例案以外にも、各回のご意見は協議会下部組織である「緩和ケア」「がん登録」「普及啓発」「地域ネットワーク」「相談支援」「研修」の６部会へと提供され、そのアイディアが生かされています。

がん患者さんやご家族はもとより、広く一般市民の皆様のご参加をお待ち申し上げております。沖縄県のがん医療を少しでも良くするために、一緒に議論しませんか。
次の第5回タウンミーティングでは、11月の県議会で議論される平成23年度予算を見据えての、がん対策に関する沖縄県予算への提言を目指した議論がされると予定です。

• 沖縄県がん対策推基本条例案
• アンケート集計結果（第1回～4回）

活動報告

今後のタウンミーティング開催の予定については、イベント情報ページで発信を行います。

過去の活動報告