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全てのがん診療に携わる医師が研修等により、緩和ケアについての基本的な知識を習得することが目標です。
がんと診断されたご本人やご家族のほとんどの方が、それぞれに悩みや不安をお持ちです。
これまでに寄せられた、がんについての悩みや相談内容をご紹介します。
Q:他の先生の意見を聞きたいのですが…。
A:セカンドオピニオンは担当医以外の医師の意見を聞くことですが、セカンドオピニオンを受けることで、決して担当医との信頼関係を壊すことではありません。治療を受けるのはあなた自身ですから、どこでどのような治療を受けるにしても、あなた自身がその治療を十分理解して、納得して治療を受けることが大切です。ですから、セカンドオピニオンを受けたいという意思があるとしたら、きちんと担当医に伝えましょう。言いだす自信がない場合は、ご家族から伝えるのも一つの方法です。
Q:主治医からもう一度説明を受けたくても、忙しそうで切り出せません。
A:主治医が忙しそうで質問しづらいですね。診察室で主治医と十分に話すことは難しいことかもしれません。ご自分の症状や聞きたいことを伝えることは大切です。質問したいことや気になることなどはメモして持っていくといいでしょう。言いだす自信がない場合はご家族などに同席してもらいましよう。
Q:主治医が提示した治療方法で本当によいか心配です。
A:セカンドオピニオンはご存知でしょうか?担当医以外の医師による診断や治療に関して意見を聞くことをセカンドオピニオンといいます。セカンドオピニオンでは担当医からの紹介状や検査結果などをもとに別の医師から意見を聞くことができます。
Q:サプリメントを利用してもいいでしょうか?
A:サプリメントとは各種ビタミン、ミネラル、食品に含まれる成分の一部などの総称です。現在のあなたの体のことをよくわかっているのは主治医です。利用する前に主治医へ相談することが大切です。
Q:化学療法が高額だと聞き、治療費の支払いが心配です…。
A:高額療養費はご存知ですか?外来分は1ヶ月の中で自己負担額が一定の限度額を超えた場合、申請すると超えた額が戻ってきます。入院分は、事前に自己負担限度額認定証を発行してもらい会計の窓口へ提示すれば限度額までの支払いになります。詳しくは、加入している保険証の発行機関にお問い合わせください。
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